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傘が語る大きな雨音

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2026.02.13

継承と進化|内山修作/Shusaku Uchiyama

『バイオハザード ヴィレッジ』では舞台を東欧の幻想的な村に移し、ゲーム性はよりアクション寄りに進化しました。
銃撃戦や敵との対峙が増え、テンポ感のあるプレイが求められる中で、音楽もその変化に呼応する必要がありました。
例えば、ゲーム前半では部分的に無限音階を取り入れることで、緊迫感をより増すような表現をしています。
一方で、プレイヤーの状況に応じたインタラクティブな楽曲遷移の仕組みの中で、より音響的な手法を取り入れて音楽として意識されないようにすることで、ホラーゲームとしての没入感を削がないようなバランスをとっています。

そして前作『バイオハザード7』に引き続きイーサン・ウィンターズが主人公ということで、音楽面でも何かしらの連続性を持たせたいという想いから、前作でも楽器音の制作を行ってくれたBrian D'Oliveira氏に引き続き関わってもらい、カナダ・モントリオールで収録を行いました。

彼はスタジオオーナーでありながら、作曲家でもあり、演奏者でもあり、そしてとんでもない数の楽器コレクターでもあるので、我々が望む音のニュアンスをとても高い精度で感じ取って演奏し、Villageを彩る楽音に落とし込んでくれます。
膨大な楽器群から選び抜いた音色の数々は、我々が求めるニュアンスを極めて高精度に表現してくれました。
中には収録した音をそのまま鳴らすだけでも場を支配するようなものもあって、作曲セッションが行われているような音源収録現場でもありました。

そしてそんな素晴らしい収録に同行し、またドミトレスク城や終盤の攻撃的な場面の素晴らしい楽曲の数々を生み出してくれた佐藤直氏が、2026年2月27日発売の新作『バイオハザード9』こと『バイオハザード レクイエム』では、リードコンポーザーとして活躍されています。

この邂逅は「バイオハザード」シリーズの音楽的進化において、非常に意義深いものとなっています。


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