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皆さん、こんにちは！
今回は「バイオハザード」シリーズに何度も再登場しながらも、謎に包まれた部分が多い「ハンク」をご紹介します！
バイオハザードが好きで何度もプレイされている方でも意外と知らない方もいるハンク。歴史を深掘りして見てみると非常に奥が深いですよ。

その初出は意外と古く、1998年に発売された『バイオハザード2』にて初登場します。
本編クリア後に遊べるようになる隠しシナリオ「The 4th survivor」は何を隠そう、ハンクを中心とした物語なのです！初登場から（影の）主人公クラスの扱いを受けるのって何気にすごくないですか！？

このシナリオでは、まずG-ウイルス回収のために派遣されたアンブレラ私設特殊工作部隊「U.S.S.」アルファチームが、ウィリアム・バーキンを襲撃してサンプル回収に成功します。しかし、クリーチャーと化したウィリアム・バーキンに逆襲され、ハンク以外のメンバーが全滅してしまいます。ハンクは死闘の末、ラクーンシティ警察署の屋上からヘリコプターで脱出します。

通常なら全滅してもおかしくない任務ですが、ハンクは任務達成してただひとり生還を果たしたことから、同僚から「死神」と呼ばれることになります。かっこよすぎでは……。

このあたりのやりとりはリメイクされた『バイオハザード RE:2』の「The 4th survivor」でより詳細に語られています。

原作『バイオハザード2』同様、ハンクとともに作戦にあたっていたメンバーは全滅。ラクーンシティには危険なクリーチャーが大量に徘徊。そんな極限状況において、ヘリコプターのパイロットであるナイトホークはハンクを救助しに向かおうとするのですが……

「ハンク！時間がない！」
「行け、ナイトホーク、離脱しろ」
「置いていくわけにはいかない」
「ここは戦場だ、運命は自ら切り開け」

とナイトホークに戦場からの離脱を促します。戦場では生きて帰ってくることも自身の責任（だからこそナイトホークに離脱を促す）と言っているのです。
戦場でのプロ意識が垣間見えるこのやりとりにはしびれます。
この後、離脱したはずのナイトホークは「死神に会いたくなった」と、ハンクがいるラクーンシティ警察署の正面玄関に戻ってきます。このやりとりもウィットに富んでいて素敵です。

『バイオハザード RE:2』でのハンクの名言。プロ意識の高さが垣間見えます。

こうやって記事を書いていると、また『バイオハザード RE:2』の「The 4th survivor」でハンクを使って脱出したくなってきました！

高難易度だからこそクリアした時の感動もひとしお！

彼の活躍で新鮮なのは、先日配信された『バイオハザード RE:4』DLC「ザ・マーセナリーズ」における活躍なのではないでしょうか。

『バイオハザード RE:4』でのハンクは連射性能の高いサブマシンガン「LE5」と「破片手榴弾」のみを装備しているという若干癖のあるキャラクターとなっています。
しかし最大の特徴はメレー「処刑」です！
「処刑」は、ガナードが体勢を崩した瞬間に首をへし折ることで即死（！）させることができるハンク独自のスキルです。

本編で苦しめられたガナードも、ハンクの手にかかればこの通り！

行く手を阻むガナードたちを次々に「処刑」していくその姿は、まさに「死神」！本編で苦しめられた強敵を一撃で倒せるのは爽快ですね。

軽やかにクリーチャーを屠っていく姿は、『バイオハザード リベレーションズ アンベールド・エディション』の「レイドモード」でも健在です！

「レイドモード」では、大量のクリーチャーと戦闘することになります。

「レイドモード」とは、本編とは別に用意されている、クリーチャーが次々と出現するステージクリア型のゲームモードです。ステージをクリアするとクリア時の成績に応じてさまざまな特典が受け取れるようになっており、本編とはまた別の楽しさがあるゲームモードです。
ハンクは一定の条件を満たすと使用可能になります。トレードマークであるヘルメットとガスマスクはかっこいいですね。

もちろん『リベレーションズ』でのハンクも「処刑」することができます！
『リベレーションズ』でのハンクの体術は、手持ちのナイフで刺突します。『RE:4』に負けず劣らずこちらもかっこいいです。

一瞬の隙も見落とさず、ナイフで刺突！

さらに、皆さんの度肝を抜いた（と思われる）のが、「レディハンク」の存在です！

レディハンクは本編には登場しない、レイドモード限定のキャラクターです。
ハンクおなじみのガスマスクやジャケットを装備しているものの、レディハンクはミニスカートを装着。ゲーム開始時には「がんばっていこー！（英語版だと「Let’s do this!」）」と可愛らしい声を聴くことが出来ます。
ただでさえハンクは作中で語られることが少ないキャラクターなのに、もっと謎に包まれているレディハンクの存在……。謎がどんどん増えていきますね。

今回はハンクに関する思い出話を少しさせていただきました。他タイトルも含めて皆さんのハンクに関する思い出もぜひ　#REBHFun　でお聞かせください！